DVD日記049「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」 ― 2006年05月27日 23:50
「ベースボール・ボックス」
「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」(1999年アメリカ)
名門デトロイト・タイガースのベテラン投手ビリー・チャペル。
引退かトレードか人生の選択を迫られていた。
その上、最愛の恋人ジェーンが別離宣言。
そんな中、優勝争いから外れ
消化試合のタイガースの先発としてマウンドに立つ。
相手は優勝間近のヤンキース。
これまでの人生や、最愛の恋人ジェーンとの思い出を
振り返りながら、渾身の投球を見せる。
監督はサム・ライミ。
え~ホラー得意のあの異色な人がこんな映画撮るの~?
なんて当時言ってたら
今や「スパイダーマン」を大成功させた大御所に。
さすがに演出が素晴らしい。
退屈になりがちな野球の試合は
過去や背景を交錯させながら進んでいくので
ゲームもさらに盛り上がりドラマティック。
ヤンキースのルーキーの登場や
過去に珍プレーを披露してしまった外野手のエピソードなど
粋な伏線も見逃せない。
野球好きの彼&そうでもない彼女なんてカップルでも
十分満足する上に
彼女はちょっぴり野球が好きになること間違いなし。
今回が「ベースボール・ボックス」
4作品中3作品がケヴィン・コスナー主演作。
彼は野球を愛してやまない俳優で有名だ。
どの作品からも野球に対する誠実な想いが伝わってくる。
その集大成が今回の作品なのだろう。
恋人ジェーン役のケリー・プレストンは
ジョン・トラボルタ夫人。
当時付き合ってたというチャーリー・シーンから
トラボルタが奪い取った美女だ。
先日のDVD日記「ザ・エージェント」ではトム・クルーズを
ぶん殴る性悪な元婚約者を演じていたのが強烈だった。
女優としては成り上がるためなら何でもする・・・
なんていうウワサも飛び交うが、真相はいかに・・・。
原題は「FOR LOVE OF THE GAME」。
劇中の訳は「野球が好きだから・・・」。
泣けます・・・号泣です。





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