DVD日記090「インビジブル」 ― 2006年12月26日 23:38

現在、名ばかりの最低な続編
「インビジブル2」公開中。
「インビジブル」(2000年アメリカ)
天才科学者が人間を透明化する血清を発明。
しかし、自分で人体実験を試みた結果
透明になったまま元に戻れず、狂気に落ちていく…。
残酷描写にちょっぴりHな香りを漂わす
ポール・バーホーベンらしい演出満載。
透明人間というと、どこか誰もが憧れる
ファンタジックな存在、というイメージを
ホラー仕立てなアクションスリラーに好演出。
またケヴィン・ベーコンがハマり役。
冒頭から高慢でやたらとイヤらしい視線で
危険度満載、透明になってからも
自分の野望や欲求をむき出しにする科学者を熱演。
彼は他の作品でも、悪役はもちろん
主役を食ってしまう脇役を演じられる数少ない俳優だ。
それにしても
ポール・バーホーベンが残した傑作
「ロボコップ 」
「氷の微笑」
「スターシップ・トゥルーパーズ 」
そして今作
に対して無理矢理作られた感のある続編が
ことごとく駄作なのには気の毒だ。
おそらく監督自身が続編の依頼断っているんだろうね。
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