コードレス ヘッドフォン2006年01月08日 01:23

SONY「DP-IF8000」

DVDはモニターの新調に伴い、PCで見ることは以前書きました。そこでこだわりヘッドフォンも使用し抜群の環境でDVD鑑賞を楽しんでます。今の段階では、流行りのホームシアターシステムの導入には興味がありませんので、今が抜群の環境というワケです。そのヘッドフォン。コードレス仕様のSONY「DP-IF8000」という機種です。購入したのは3年ほど前になります。ヘッドフォンのなのに、5.1chやdtsといったDVD鑑賞には必須の音も楽しむことができる代物です。最近は各メーカーが同等の機能、そして低価格化を実現してますので選択の幅も広がりました。お住まいの環境やお子様が小さいなど、ホームシアターシステムの実現には難しい方はご検討の価値は十分にあると思います。

発表 ! ! 2005 BEST MOVIES2006年01月09日 01:03

◎2005年は近年まれにみる大豊作の年でした、選びきれずに20本・・・。鑑賞後、HPに残した感想をそのまま掲載します◎

2005 BEST MOVIES

BEST1「シンデレラマン」
 勝つことは勝つのだが、必殺技を持たない無難なファイターという印象のロン・ハワード。しかし「ビューティフル・マインド」ではそんな印象はぶっ飛ぶ演出を見せてくれた。そして今作では元々の堅実さを武器に最高の仕事を見せる。オープニングから泣かせる雰囲気。最後はもう号泣だ。ジム・ブラドックが生きたその時代、試合のあったその時間、場所に、いつの間にか入り込み歯を食いしばって一緒に戦う自分がいました。演出を感じさせないこれこそハワード・マジック。

BEST2「キング・コング」
 文句なし。素晴らしい。ピーター・ジャクソンの何がスゴイかって、それはシーンの構図とダイナミックな俯瞰映像。頭の中に浮かぶのであろうそのセンス。映画を撮るために生まれてきたのはもう間違いない!今後、大作の話はこの人に全部持って行きなさい。ただ、音楽を担当していたハワード・ショアとのケンカ別れは痛い。

BEST3「コンスタンティン」
 キアヌ・リーブス。圧倒的な成功を収め次はどこへ行く?その成功に安住することなく新人監督と組むという大きなリスクを背負うその心意気には感服した。またそれが成功するのだから脱帽だ。「マトリックス」後のキアヌも心配ない、大丈夫。未だかつてないシャープでパワーのあるゴシック・ムービー。ハデなクリーチャーは登場しないが、映像、世界観、見事にツボにハマってしまった。完成度が高い今作だけに、続編は望まない方が良いのかも。タバコではなくガムを口にするラストには痺れた。まだ4月、今年のベスト1は決定か?

BEST4「シン・シティ」
 全てがかっこ良過ぎ!今をときめく俳優は今以上に魅力的に、昔の輝きをなくした俳優は以前の輝きを取り戻し、物珍しさだけのお飾り女優だって異様な魅力に満ち溢れ、この世界に入ればもうどんな俳優だって魅力倍増。そんな中特にお気に入りなのがイライジャ・ウッドのサイコキラーとデヴォン青木の無言の用心棒。続編の企画も進行中。次作にはバンデラスやジョニー・デップなども必ず駆けつけるはず。楽しみ!

BEST5「ボーン・スプレマシー」
 超硬派な映画だ。マット・デイモンがとにかくかっこいい。無駄口はきかず淡々と行動する姿は実にスマートだ。脇を固める俳優もベスト・キャスティング。腕利き女性諜報員演じるジョアン・アレンがハマっている。こういうポジションを演じられる女優は少ない。惜しいのがジュリア・スタイルズ。この人、顔はそんなに良くないけど、運動神経は抜群のはず。アクションなしはもったいない。ただブライアン・コックスの悪役は見飽きた感が。2005年ベストムービー上位に来ること間違いなしの傑作。

BEST6「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」
 過去を描きお馴染みの話に合致する快感は、未来を描く続編以上と見解を改めることになりそう。141分は決して短い時間ではない。しかし30年という期間を掛け描かれた神話の最終章は、未だかつてない全編クライマックスの連続で時間の概念が吹っ飛び、残酷さすら感じてしまうほどにあっという間に過ぎる。そして鑑賞後、高揚感を味わいつつ込み上げてくるのはやはり寂しさ。「ああ、スター・ウォーズが終わってしまった・・・」と。

BEST7「宇宙戦争」
 53年の同名リメイク元は見てないが、思い出したのは「ID4」。単純に似てる(ID4がパクったんだろうけど)。シールド突破やウィルスというか細菌というか微生物(片方はコンピューター・ウィルスだけど・・・苦笑)云々なんか。でも方向性がまったく違う。今作はカタルシスを感じる映画ではないし、とにかく怖い。未知のものに対する人間の反応の描き方が超リアルで怖いのだ。今の時代の最先端の映像と、どこか昔ながらの単純SFチックさのバランスがとにかく絶妙。さすがは巨匠、安心して楽しめた。

BEST8「チャーリーとチョコレート工場」
 これこそ絶妙な組み合わせが生み出したティム・バートンの最高傑作だ!さじ加減ひとつで今作とはまったく真逆になる危険性もあった児童書という題材がティム・バートンの手に渡ったこの幸運。彼にしかできないブラックで皮肉たっぷりの味付けは、家族の愛情というちょっぴり照れくさく嘘くさいテーマを逆に引き立たせ真実味を出したよう。ただし、拾ったお金で、というのがちょっと腑に落ちませんが・・・。

BEST9「バットマン ビギンズ」
 クリストファー・ノーランがバットマンを撮るなんて!(しかもクリスチャン・ベール主演!惚れた方は「アメリカン・サイコ」「リベリオン」見るべし)誰にも媚びることなく、重厚にそして丁寧にバットマン誕生を見事に描く。色のイメージでいくと、バートン版は白黒、シュマッカー版はカラフルな原色系か。今作のイメージはバットマンに相応しい闇の色「漆黒」。シリーズ通してのわかりやすい怪人は現れず、小道具大道具、町並み、全てがリアル。俳優たちも豪華絢爛で贅沢な起用だ(中でもキリアン・マーフィが抜群に良い)。期待の謙さんは残念ながらかなりのチョイ役。役をリーアム・ニーソンと交代してほしかったなぁ。ラストもバートン版へと続くサービスぶり。でもブルースの両親を殺害したのはジョーカーだったのでは?というか自らジョーカーを描き直すつもりか!?

BEST10「ナショナル・トレジャー」
 不安要素は2つ。ほのぼの系の監督ジョン・タートルトーブにアクション映画は撮れるのか?ディズニー映画特有の毒抜き、子供だましのアドベンチャーか?しかしその2つは完全に良い方へと転じる。今作の何が素晴らしいかって、それは抜群のテンポの良さ。俳優もいい。ニコラス・ケイジはもちろん、「トロイ」では置物の人形のようで失笑をかったダイアン・クルーガー。実は彼女、案外巧い。ラブコメなどもそつなくこなせそう。久しぶりの直球娯楽大作に満点を進呈。

NEXD

「ロード・オブ・ウォー」
 ドキュメンタリータッチのこの乾ききった質感・・・グロいねぇ~。枯渇しきっているハリウッドでのオリジナル脚本。そんな中オリジナル脚本で勝負し続けるアンドリュー・ニコル。この人絶対、理数系だよ、画の隅々で出てるもの。「ガタカ」「シモーヌ」・・・今作。まったく天才には参ります。

「アビエイター」
 ハワード・ヒューズ。色んな意味でスゴイ人だ。世間ではディカプリオがアカデミー主演男優賞を逃し、悲嘆に暮れているとのことだが、そんなことはまずないだろう。彼は少し大げさではあるが、演技は上手い。かなり上手い。今後、こんなチャンスは幾度とあるはずだ。そんなことは本人も十分承知のはず。スコセッシとのコラボレーションは今後も続くようだが、もっといろんな監督との仕事も見てみたい。今作は少々長いがそれに耐えうるだけの内容だ。俳優の使い方も贅沢。いい意味でスコセッシらしくないところが気に入った。

「きみに読む物語」
 予定調和な物語と言ってしまえばそれまでですが、たまにはそういうのにドップリ浸かってみるのも映画を楽しむ一つの醍醐味。昨今では珍しい超ストレートなメロドラマに、痴呆という問題を絡ませるというのは今までになかったもの。さすがベストセラーもの。物語を一味違ったものにしている。監督ニック・カサベテス、主演ジーナ・ローランズ親子による同コンビの「ミルドレッド」も大変オススメ。

「最後の恋のはじめ方」
 ラブコメも征したウィル・スミス。さすがだ。会話が多く字幕に付いていくのも大変だが、監督アンディ・テナントが意外にも優等生的演出から脱却してるのも見所か。ジーナ・ガーションねーさんばりの迫力のエヴァ・メンデス。今後エヴァねーさんと呼ぼうっと。ヒッチもいいけどアルバートの恋の方が気になった人きっと多いよね。

「バタフライ・エフェクト」
 アシュトン・カッチャー。デミ・ムーアの恋人ってことで一躍話題になった彼。あまり好きではなかったけど、今作ではなかなか頑張ってる。それというのも話が面白く、またよく出来ているのであっという間にエンディング。監督の2人は「デッドコースター」の原案&脚本を手掛けたコンビということで、なるほど納得。これは期待してなかっただけにかなり得した気分だ。

「ミリオンダラー・ベイビー」
 2004年アカデミー作品賞受賞。勝手に想像していた内容では受賞が不思議でならなかった。あくまで想像で。実際見た感想は受賞も納得の命の尊厳まで行き着く重いテーマを持つ作品だった。しかしそのテーマを議論、提起しようというのではなく、焦点はあくまで人との「絆」だ。イーストウッドは監督としても素晴らしいが、今作では俳優としても最高だった。再び見る気にはしばらくなれそうもない重い映画だが、終盤マギーへの思いを語るエディの言葉で救われる。それにしてもマギー役はサンドラ・ブロックじゃなくて良かった・・・考えただけでゾっとします。

「Mr.&Mrs. スミス」
 やはり撮るべき人が撮ると俳優は何倍もの輝きを見せる。「トゥームレイダー」シリーズでのアンジェリーナ・ジョリーは到底トレジャーハンターなんかには見えず、鈍重な印象だった。一転、今作ではダグ・リーマンという類まれなるセンスの持ち主によってシャープでスピード感に満ち溢れた一流のヒットマンとして躍動する。煌びやかな俳優同士の単なる共演作ではなく、アクションがストーリーとなり、自然に滑稽さをかもし出すという非常に面白い仕上がりはお見事。

「フォーガットン」
 最初からクライマックスのようなテンションで大いに盛り上がる。もしかして、ものすごい傑作サスペンス・スリラーに出会ったか?と前半は完璧。しかし、すごいオチが待っていた!これって○○映画かよ~。こんなオチでは何でもありだ。当初主人公のオファーがいったのはニコール・キッドマンだそう。しかしこの手のジャンルの似合わないジュリアン・ムーアの起用で正解。賛否両論で「否」が圧倒的に多いであろう中、ワタクシは堂々と「賛」。

「Be Cool/ビー・クール」
 「ゲット・ショーティ」の続編だ。今作はとにかくザ・ロックが最高!小さな役どころなんだが最高におかしいし、おいしい。アクション一辺倒、しかも主演以外はやらないと思っていたし、正直好きではなかったが、これを機に大ファンになりそう。彼の才能は半端じゃなかった。これは楽々とシュワなんか超えそうだ。他にもエアロスミスのスティーヴン・タイラーが演技してるのも笑えたし、ましてやジョー・ペリーにまでセリフが・・・。

「ザ・リング2」
 日本版の「リング」は続編の「2」や「0」などそれは酷くて見れたものじゃない(「らせん」は結構好き)。それに比べるとハリウッドで新たに書き下ろされたオリジナル脚本で撮られた今作は素晴らしい。中田監督が惹かれたという脚本は納得の秀逸さだ。今作はヒットしたにも関わらず次の続編「3」はナオミ・ワッツ降板で予算をはじめ小規模になってしまうとの噂。

DVD日記003「レッド・バイオリン」2006年01月10日 00:08

DVD「レッド・バイオリン」

「レッド・バイオリン」(1998年カナダ/イタリア/イギリス)

前回のDVD日記で名前を出したら見たくなり、開封し鑑賞しました。伝説の名器「レッド・バイオリン」を巡る300年の時間旅行は、1681年から100年刻みで5つの物語を紡ぎだします。光陰矢のごとし。人間は儚く、ちっぽけなものと改めて実感。ゆえに毎日大切に過ごしたいものです。

テレビマガジン2006年01月11日 22:35

仮面ライダーカブト

「テレビマガジン」子供向けの月刊誌です。ワタシの子供の頃もありました。 ウルトラマンや仮面ライダーなど、オトコの向けの雑誌です。 2歳の息子はこの雑誌が大好き。ボロボロになるまで見てます。 そして何と言っても付録がスゴイ。毎回、子供では作れそうもない 工作が付いてきます。2月号の付録は画像のような仮面ライダーカブト (1月下旬放送開始の新ライダー)の変身セットです。これ全て紙ですよ。 スゴイでしょ?そして作るのも意外と楽しいのです。

DVD日記004「ジュマンジ」2006年01月12日 21:31

DVD「ジュマンジ」

「ジュマンジ」(1995年アメリカ)

メーカーのキャンペーンで3枚買うとお得なのがあって、他に欲しいのなくてそんなに好きでもないこの「ジュマンジ」買ったんです。昨年12月に続編の「ザスーラ」公開になってるし。でもこの「ザスーラ」が酷い出来で・・・そのおかげか、今作は最初見たときよりも意外と面白く感じたし、キルスティン・ダンスト出てるのなんてスッカリ忘れてたので、買って損はなかったです。10年ぶりくらいで見ると映画の印象も変わりますね。