DVD日記038「コラテラル」 ― 2006年04月22日 23:51
「コラテラル」（2004年アメリカ）
壮絶な事件に巻き込まれる運転手マックスの
悪夢のような一夜を描。
相変わらず夜を撮るのが巧い硬派マイケル・マン。
何とも感情的な夜の風景だ。
「ヒート」では寡黙な男同士の対決を描いた。
今作では登場人物は皆多弁だ。
緊張感がないのはそのせいか・・・と思っていると
後半緊張感が大爆発。
トム・クルーズ演じる殺し屋は何の迷いもなく人を撃ち
キレのある動きは恐ろしく本気＆本物だ。
ジェイミー・フォックス演じるタクシー運転手は
夢への一歩を踏み出せない、普通の一般人として
平凡さの奥から少しずつ湧き出てくる
開き直りが妙にコミカルだ。
主演二人に尽きます。とにかく素晴らしい。
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